「版画のある空間―現代版画と文化財建築―」が11月18日まで、旧田中家住宅(川口市末広1の7の2)で開催中です。開館時間は9時30分~16時30分(金曜・土曜は18時まで)。観覧無料ですが、入館料は必要(一般200円、小中学生50円)。

ジョサイア・コンドルゆかりの建築空間を会場に、国内外での発表や受賞を重ねている10人の作家が出展。年代を超えて女子美術大学の版画という環境を共有した作家達で、先生と生徒が一堂に会した貴重な機会です。

各部屋で、それぞれの作家が感じとった空気に合わせて、版画の作品を展示しています。各自の個性が発揮され、芸術の秋にふさわしい豊かな時間が過ごせます。

「2000年に川口在住の若き銅版画家との出会いから、市内のアートの企画展示を繰り返し、多くの作家との交流が生まれ、今回の作家展になりました」と主催者の奥田道子さん。

出展作家の一人でもある女子美術大学名誉教授の馬場章さんは「作者のコンセプトと“場”の持つ固有の力により醸成される空気感をお楽しみいただけるものと思います」とコメントを寄せています。馬場さんは今回、川口の昼と夜を撮影した風景を襖に貼るという特別作品も手がけました。

問い合わせは川口市立文化財センター(電222・1061)へ。

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