植物を増やす方法の一つに接ぎ木があります。増やしたい植物を必要な長さにカットし、土台となる植物に切り込みを作り、カットした植物をその切り込みに挿し込んで一定の期間保護し、融合させる方法です。高橋梅ノ園(西新井宿1188)は代々、その接ぎ木等の技術を使って主に観賞用花梅を栽培しています。さらには美しい樹形を保つ盆栽技術も受け継いでおり、現在は4代目が当たります。

梅は早春の代表的な花でもあるため、同園では主として11月から12月の出荷を目指して作業が進みます。正月用お飾りの一つ、盆栽や松竹梅の寄せ植えなどに使用されるためです。梅の種類は、「冬至」や「大盃」など早咲きの梅が中心。正月の開花を目途に、植木鉢に移したり枝や幹の形が整えられていきます。

今の高橋梅ノ園は、大小の盆栽や苗木等が、満開こそ過ぎてはいますが清々しい香りを放っています。「剪定も大事だし、盆栽となる環境でたくさん花を付けるよう工夫しています」と4代目。同園は、地下鉄「新井宿駅」に近く、首都高速道路下の旧122号線交差点「西新井宿」を北へ約100メートル。直接購入もできます。営業は8時から日没頃迄。

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