水辺空間をつくり、親しみをこめて呼ぶ芝川。市内を南北に貫いて流れ、やがて荒川に合流します。かつての芝川は、魚を捕ったり水遊びをしたりと人々の暮らしに息づき、さらには、川沿いに商店がならんでいたほどに賑わった時代も。特に、30年代までの芝川は、舟運路として最も栄えた時代であり、鋳物業や農業など川口の産業の繁栄には欠かせない存在となりました。一方、川口の市名も芝川があってこそ生まれたと言われ、まさに母なる川と呼ぶにふさわしい河川です。

芝川は、しば々氾濫を起こす川でした。特に、全市が浸水するほどの台風をきっかけに、芝川の流れは街の中心を迂回するべく放水路が開削されます。新芝川です。新しい放水路が芝川の主流を担うと、元の流れは旧芝川といわれ、流れは半減します。

現在の芝川、川面には鮒や鯉が覗く豊かな水量を湛えます。その川沿いにある地下鉄川口元郷駅側の桜橋付近では、5月7日まで芝川 上空を百匹を超える鯉のぼりが見られます。スーパーマーケット「ミエル川口」の駐車場から芝川公園を、鯉のぼりで結びます。

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