日本人は祭り好きと言われますが、祭りが地域の活性化に果たす役割は大きく、今も変わらず各地域で受け継がれています。20年前の川口西地域で、「西輿連(現NPO法人西輿連)」なる任意団体が発足。同団体は川口市の国際文化交流事業での神輿パレードや、小・中学校ではロックソーラン節などに参加し、子ども達に伝統文化を教える教室を続けて来ました。

今年もNPO法人西輿連は、「伝統文化みこし教室」を開催。7月14日に川口市立飯仲小学校および飯塚小学校を会場に、2校合わせて150人を超す子ども達が参加しました。この教室はPTAが主催し、保護者や教諭等が協力して実施されています。

同教室は、神輿の担ぎ方の指導が中心ですが、神輿を扱うための身支度も大切な文化のひとつであり、まずは足袋や半被の扱い方から始まりました。自分の足を足袋に収め、こはぜで止める所作や、半被の畳み方や洗濯方法まで指導があり、和の文化に初めて触れる子ども達は神妙な面持ちで接していました。

身支度が整ったところで、学年に分かれて神輿を担ぎます。始まりを告げる拍子木が打たれると、子ども達は全員で本・脇・通し棒と呼ばれる6本の棒を持ち上げ、肩に乗せ、掛け声と共に足で地面を押すようにして進みます。全員の息がそろうと、神輿の重さは気にならない軽さに感じられるそうで、子ども達の掛け声は次第に弾み、楽し気に輝いて見えます。

「7月28日10時から、キュポ・ラ広場で行われる『川口わっしょい2018』のイベントとして川口駅前にこの神輿がお目見えします。会場では各学校の取り組みを一堂に見ることもできますし、神輿の練習の成果もぜひご覧ください」と指導にあたった太田真一さんは話しています。

 

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