最年少プロ棋士・仲邑菫さんの活躍など話題を集めている囲碁の世界。特に川口市でも官民一体となって普及・指導に尽力。今年2月には囲碁の公式戦として「棋聖戦」が市内の旧田中家住宅で開かれ、世界中の囲碁ファンに注目されました。

絵本を制作した川口市在住の森善哉さん

 新たな”囲碁の街”と言っても過言ではない川口市で、市内在住の森善裁(もり ぜんさい)さんが囲碁の入門絵本「0歳からの囲碁教室ぱちんぱちん」を制作しました。

 森さんは囲碁歴25年の囲碁愛好家であり、学校囲碁指導員として囲碁の普及にも努めてきました。子どもが誕生したことをきっかけに保育への関心を高め保育士試験に挑戦し一発合格。育児休業中に子どもへ絵本を読み聞かせるうちに、囲碁で重要な石の配置を覚えられる”囲碁の入門絵本”を作ることを思い立ち、地元出版社である(株)T&K(川口市栄町)へ企画を持ち込み、出版へ。「読み聞かせる側が”これなぁに?”と問いかけることは0歳児でもわかると考え、子どもには反応しやすく、大人には読みやすい内容を考えました」と、保育士取得の経験を活かしながら執筆を進めました。

 絵本を読んだ人からは、子どもが喜ぶのはもちろん、知らなかったという大人でも囲碁に興味を持つようになったなど、囲碁の魅力を知る機会となったと好評。まだ文字も読めない小さな子どもと”ぱちんぱちん”と楽しみながら家族で囲碁に親しむことのできる一冊です。

 森さんは5月から西公民館で初心者から有段者までを対象にした「伝統文化川口市ふれあい親子囲碁教室」を開講中。誰もがすぐに囲碁を打てる「川口ルール」を考案し、難しいと捉えられがちな囲碁を、多くの人に楽しんでもらえるよう活動を続けています。市の名前がついたルールが、世界へと広がっていく日も遠いことではないかもしれません。  絵本「0歳児からの囲碁教室ぱちんぱちん」は定価千円(税別)。購入はアマゾンから。問い合わせはT&K(電271・9356)へ。

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