平安時代よりの長い歴史を持つ地蔵院。大宮台地の最南端という好立地に位置し、埼玉県内でも有数の文化財と自然があります。古い歴史・文化・自然を四季折々に感じることができる寺院です。さわやかな風に誘われて、身近にある名所を訪ねてみませんか。

「椨(タブノキ)」

タブノキ

 推定樹齢は約六百年。「椨(タブノキ)」はクスノキ科の常緑高木で、古くは日本書紀に造船材料として讃えられているほか、樹皮を染料、葉を線香、実をロウの原料や食料にしたということからも、お寺向きな材料を生み出す有用な木です。また漢字が「木」ヘンに「文書や財宝を入れるくら」または「物事がたくさん集まる所」という意味を持つ「府」と書いて「椨」となることから、大変縁起のい意味を持つ木です。

小谷三志

冨士講中興の祖と言われ不二講として思想を体系化した小谷三志の墓所があります。小谷三志は女性による富士山の初登頂を、冨士講の行者だった高山たつが成し遂げることに、尽力した人物として知られます。日本の最高峰へ日本の女性が初登頂するという名誉な記録は、高山たつの勇気と小谷三志の男女平等の先駆的な実践により達成されました。また小谷三志は、二宮尊徳に多大な影響を与えた人物としても知られています。

良縁地蔵尊

良縁地蔵尊

ある日、村のお大尽のおかみさんがお寺に「息子が村の娘を嫁に欲しいというので、別れさせて欲しい」と相談に来ました。和尚さんの「境内のお地蔵様にお願いしてみなさい」という答えに、おかみさんは祈りました。満願の日、和尚さんは、悪い縁ならお地蔵様が切ってくださるはず。今日一日よくお願いをしなさい」と申され、おかみさんは熱心に拝んでいるうちに、村娘の良く働く姿や優しい笑顔が次々と浮かび息子が最も良い人を選んだと思えました。 頭を上げると、石のお地蔵様がにっこりと微笑まれ「ようやくわかったね。良い縁を切ってはいけないよ」という声がおかみさんの心に響いたのでした。

川口市桜町5-5-39
TEL:048-281-1347
URL:jizouin.or.jp
駐車場70 台

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