毎年4月下旬~5月上旬頃に旧田中家住宅(川口市末広1の7の2)では「旧田中家住宅の端午の節句」として五月人形を展示公開してきました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館となっていました。

 同住宅が再開したこともあり、6月30日まで五月人形の展示公開が延長に。田中家に代々伝えられ、また市内旧家から寄贈された見応えある人形を多くの人に見てほしいとの思いから実現しました。

1階の日本間に展示中

 1階の日本間に立派な五月人形等が展示。幟の本数は9本の最高クラス(1本紛失)で、古いものは大正年間に購入。一番価値があると言われているのが幟の台。“桃太郎一行”を題材に彫られた木彫りの「座敷幟」で、当時の家一軒を購入できるほどの品だそうです。  

 中央の甲冑は、人が実際に着ていたものをそのまま小さくしていて、隅々まで丁寧に作られた技術に伝統を感じることができます。手前に置かれた「鍾馗様」は疫病除けの神様としても祀られているので、まさに今の状況に対応していると言えます。

 緑がさわやかな庭園など同住宅ならではの佇まいと共に、五月人形を楽しんでみてはいかがでyそう。

 入場料は一般200円、小・中学生50円。

 なおホームページ上でも360度映像で「旧田中家住宅バーチャルツアー」を体験できるほか、「端午の節句スペシャル」として歴史や昨年の様子なども学ぶことができます。「川口市 文化財センター おうちで博物館」で検索。

 問い合わせは川口市立文化財センター(電222・1061)へ。

(Visited 12 times, 1 visits today)
0