「”木簡”は語る~平安時代の川口~」が12月27日まで、川口市立文化財センター分館・郷土資料館(川口市鳩ヶ谷本町2の1の22)で開催中です。

 市内にある三ツ和(みつわ)遺跡は、三ツ和2・3丁目から八幡木(はちまんぎ)1・2丁目にかけて広がる古墳時代~中世の複合遺跡。同遺跡の平安時代の井戸跡から出土した約1200年前の木簡4点を展示中。 見どころが多くある木簡として、注目を集めています。

木簡には、その当時の年号や地名が書かれています

 古代木簡の出土は埼玉県内では他に14点だけ。年号が書かれた木簡は希少で、今回の木簡には平安時代の年号である「仁寿(にんじゅ)元年(851年)」と記されています。また展示中の木簡には、これまでは1572年の書物に登場していた「小渕(おぶち)村」の名が書かれていることから、平安時代までさかのぼる地名であることが明らかになりました。

 さらに「出挙(すいこ)」という古代税制や稲束の支給がわかる文字が書かれていることや、大型の曲物【折敷(おりしき)】→木簡→火きり板→井戸枠補強材と木材として繰り返しリサイクルされていることもポイントです。

 貴重な文化財を実際に見ることで、川口の歴史について思いをめぐらせてみませんか。

 入場料は一般100円、小・中学生50円。 問い合わせは郷土資料館(電283・3552)へ。

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