今年の桜の開花が、例年よりも早い時期に発表されました。川口市が誕生の安行桜は、2月末に満開を迎えた木もあり、今年の春の花はいつもの年よりは見頃が早まりそうです。市内では、学校や寺社の周辺をはじめ桜の名所はたくさんありますが、その一部を紹介します。

鳩ヶ谷地区を流れる見沼代用水縁の枝垂れ桜(写真はいずれも昨年)

 荒川に近い、芝川に掛かる門樋橋から下流に向かう芝川の沿岸には八重桜の並木が続き、その先にはソメイヨシノが咲きます。ソメイヨシノは、芝川水門手前で新芝川を上っても両岸を彩り、有明橋で新芝川を離れ鳩ケ谷地区を進むと、突き当りが文化放送送信所。普段の送信所は門が閉じられていますが、桜の季節には開けられて、中へと通り抜けができるよう心配りがなされます。桜の終わった送信所の斜面は、タンポポの黄色で覆われ、それもまたきれいです。送信所そばの辰井公園も見逃せない場所。桜もさることながら、3頭ならんだ鋳物製のモニュメント、江戸袋獅子舞は必見。かつてこの地域では、限られた人だけが舞うことを許されたと言う獅子舞だけに、心惹かれます。

 ここからは見沼代用水東縁を鳩ヶ谷地域の中心へ向かうと、用水の両側に桜並木は延々と続きます。桜の種類はソメイヨシノがほとんどですが、吹上橋付近は枝垂れ桜が並木を作ります。その吹上橋から先のグリーンセンター側の桜並木は、例年賑わうお花見の名所。吹上橋で見沼代用水を降りて名所御成道を北に進み、通称‘五差路’と呼ぶ交差点で御成道を降りて右に進むと、武南桜の並木が見えてきます。本数こそは少ないものの、一本一本がどっしりと構える古木が見応え十分です。 

 市内北部では、川口緑化センター(道の駅「川口・あんぎょう」)や、県立川口東高等学校の前の桜並木、安行出羽4~5丁目付近を流れる幸福川沿いの桜、差間中央公園付近、市内西側には緑川沿い、芝中学校や芝支所付近、市内中央の青木町公園、鳩ヶ谷の旧辻地域の暗渠の桜ほか、たくさんの見所があります。

 例年は4月初旬が見頃の安行原自然の森のヤマブキも見頃が早まりそうです。場所は、安行小学校を過ぎ密蔵院方面に入った右手の雑木林。桜が終わった頃になると、雑木林の斜面を黄色に彩ります。

安行原自然の森斜面に咲くヤマブキ
(Visited 20 times, 1 visits today)
0