「中世の烏帽子(えぼし)」が、川口市立郷土資料館(川口市鳩ヶ谷本町2の1の22)で特別公開中です。

全国的にも数少ない貴重な実物です

 「烏帽子」とは黒色の紙や布を漆で塗り固めた帽子で、成人男性が被ったもの。当時は「烏帽子を被らないことは裸でいるより恥ずかしい」こととされ、男性の象徴として大切だった時代もあったようです。

 展示中の「烏帽子」は、ほぼ全体が残ったままの状態で、里字屋敷添遺跡(今の無難警察署辺り)から出土。布地の表面は漆塗りで、地下水に浸っていたので現代まで腐食せずに残されました。全体の形状がわかる「烏帽子」は、全国的にも数例しかなく貴重です。

 市指定有形文化財として認定。絵巻物に描かれているものの実物を間近で見ることで、実際に被られていた時代へと思いを馳せてみてはいかがでしょう。

 入場料は一般100円、小・中学生50円。問い合わせは同館(電283・3552)へ。

(Visited 25 times, 1 visits today)
0