1922年に松竹樂劇部として結成されたOSK日本歌劇団。大阪の伝統文化として、大阪松竹座や新橋演舞場などの公演をはじめ多くの舞台で活動し、2022年には100周年を迎えます。2016年に初舞台を踏んだ唯城(ゆしろ)ありすさんは川口市出身。現在、娘役として活躍し注目を集めています。

「唯一無二の存在感のある娘役として活動していきたい」と語る唯城さん(唯城さん提供)

 幼いころから両親と一緒に舞台鑑賞をすることが好きだったという唯城さん。2013年に東京・日生劇場で行われた同劇団の公演を初観劇した際、幕が上がった瞬間から華やかさに魅了され涙を流しながら見たことがきっかけとなり、入団したいという気持ちが沸き起こり、1年間悩んだ末に受験し研修生に。  

 生活が埼玉から大阪となり、家族と離れ1人で暮らすことになったことで、家族のありがたさを実感。弱音を家族に伝えたこともありましたが、舞台人としての思いを胸に乗り越えたそうです。

 研修所で2年間レッスン漬けの日々を送った後、入団試験を受け合格。劇団員としての歩みを進めています。

 2016年の大阪松竹座での初舞台「春のおどり」を振り返ると「緊張しましたが、伝統ある舞台に出演できることが嬉しく、夢のような時間でした」と語ります。

 現在6年目を迎えますが、ターニングポイントとなったのは2018年の舞台。娘役として1番上の学年となり、これまでの背中を見ながらの立場が、背中を見せる立場となり、責任感を痛感。不安や葛藤もあり、楽しいだけでは立つことができないと思い知らされた経験となりました。

 お客様からの温かい声援やファンレターに綴られたメッセージは「とても嬉しいです。幼いことから好きだった舞台に立つ夢を叶えることができて良かったと感じます」。

 今後については「唯城がいないと…と言われるような唯一無二の存在感のある娘役として活動していきたい」と唯城さん。これからの更なる活躍が多くの人から期待されています。

 最新情報や詳細はHP(www.osk-revue.com/)を。

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