川口総合文化センター・リリア(川口駅西口前)音楽ホールの正面に設置されているパイプオルガン。開館以来、音楽ホールのシンボルとして多くの人々に親しまれています。「リリア・ワンコイン パイプオルガン・コンサート」が9月19日14時から、オルガニスト小島弥寧子(こじまみねこ)さんを迎えリリア・音楽ホールで開かれます。

オルガニスト小島弥寧子さんが演奏(リリア提供)

 音楽ホールのパイプオルガンは、スイスの名門ビルダーのクーン社により建造され、3段手鍵盤とペダル、46ストップを備えています。木材を多用したホールの音響建築と調和し、柔らかく暖かい響きを中心としたバランスのとれたディスポジション、フランス様式によるリード管の豊饒な音色が特徴です。

 演奏者の小島さんは、リリアでの初演奏は大学生の時。コンサートをはじめ戴帽式や式典などで演奏する機会も多く、リリアとの縁が感じられます。国内及びドイツ、フランス、スペイン、アメリカ各地でソロ、アンサンブル、オーケストラや吹奏楽と共演。特にスペインパイプオルガン音楽の研究に力を注ぎ”スペイン音楽のスペシャリスト”としても活躍中です。

  プログラムは、スペインの17世紀の曲でF.コレア・デ・アラウホ「第12旋法による高音部のソロのディスクルソ第42番」、オランダの作曲家J.P.スウェーリンク「スペインのパバーナ SwWV327」、J.S.バッハがドイツの讃美歌を元に書いた作品「おお、罪なき神の子羊」BWV656、現代の日本人の作品で柿沼唯「星」、フランスの20世紀の作曲家C.トゥルヌミールによる大きなオルガンのために作られた作品《神秘的オルガン》Op.57第45番 「聖霊降臨後第18主日」より 第5曲「コラール・アレルヤティック第3番」ほか。多彩な内容でお届けします。

 「同じ曲でも、弾くたびに新しい発見があることもパイプオルガンの魅力だと思います。お話を聞いたり絵を見るような感覚で、イメージを浮かべながら音楽を楽しんでいただければ」と小島さん。

 入場料は全席自由で500円。チケットの申し込み・問い合わせはリリア・チケットセンター(電254・9900)へ。

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