かつての生活には土間があり、土間の一隅には竈(かまど)がありました。その竈には、火の神・火伏せの神の荒神様が祀られ、身近な台所の神様として人々に親しまれていました。竈は家庭の中心であって竈が賑わえば家庭や会社が


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繁栄するという荒神様の御利益。

その荒神様も、神無月には出雲大社にお出かけになるそうで、神様の留守中にはお団子をお供えするという風習もあって、荒神様旅立ちの10月31日からお戻りになる11月30日までの間に、36個をお供えするのだそうです。

川口市内、かつては農家や火を使う鋳物屋さんが多かった朝日町。その界隈の10数軒には荒神様を祀る風習が現在も残っています。

荒神様のお団子を作り続けているのが和菓子店の増廼家(ますのや、朝日1の24の7)さん。二代目の増山幾久さんは、「朝日町界隈は農家や火を使う鋳物屋さんが多い街でしたので荒神様の
お団子のご利用も多くありました。今も10軒以上からご注文があります。大事な仕事として続けています」。荒神様のお団子は、フウセンカズラほどの大きさ。増廼家さんは36個をパックに詰めて、黄粉をサービスに付けています。

 

 

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